ようこそ、半田小学校へ
半田市は、名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置しています。昭和12年に誕生し、平成20年の春には人口が12万人に達しました。古くから海運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきました。半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りです。
半田小学校は、近代的な高層マンションの建築が進む中、今なお、江戸の昔を偲ばせる黒板囲いの蔵や、往時のメイン通であった紺屋海道、また、明治時代の建築物で、国の重要文化財「旧中埜家住宅」、国の登録有形文化財「小栗家住宅」や「赤レンガ建物」など、歴史ロマン漂う古きよき街並みに位置し、2012年100歳を迎えました。(2012年3月5日が開校100周年記念日) 2013年は、新美南吉生誕100年として、1年間を通して南吉の学習や行事を行いました。
子供たちは、「元気いっぱい」「笑顔いっぱい」「優しさいっぱい」に育っています。朗らかで、素直な心を持ち、学校で友達と遊ぶことが大好きです。学校内外にあふれる元気な声は、学校の活気の源です。勉強や運動と同様に、児童会活動や委員会活動、あいさつや掃除もよくがんばります。各委員会が学校をよくするためにさまざまな取り組みを行っています。
上級生が下級生を優しく世話をするのが、本校の伝統です。下級生を見る上級生の瞳は優しさにあふれ、下級生にとって、憧れの存在です。2018年からは、幼稚園との遊びを通した交流を行っています。大放課に幼稚園に行ったり、幼稚園児が小学校に来たりして、常時遊びを通して交流を深めています。
保護者や地域の方々は、温かくて、学校を大切にしてくださいます。登下校の安全や、学校の環境整備、教育活動に対するサポートなど、労を厭わず支援してくださいます。
子供たちは、地域の大人たちに見守られ、愛されて成長しています。
教職員は、「不断の心構え」(・子供に学ぶ ・子供の目の高さ ・評価は子供の目の輝き ・目標は近くに、明確に ・聞くは話す、話すは聞く ・一人の質問を大切に……など、教職員として心掛けたい姿勢)を胸に刻み、子供のことを何より優先し、親しみに満ちた雰囲気の中で、励まして育てる教育を実践しています。
歴史と伝統文化、そして、心温かな人のぬくもりの中で、半田小学校の子供たちは、優しさに満ちた豊かな心を育みながら成長しています。